Bariquant. | 設計事務所バリカン

15坪の土地に建つ4つのテナント、５つの賃貸マンションです。

｜用途：店舗、事務所、共同住宅（計9戸） ｜ 計画地 : 東京都杉並区｜敷地面積 : 51.06m2（15.4坪） ｜ 建築面積 : 35.84m2（10.8坪）｜建ぺい率：70.19％（許容：100％）｜ 延床面積 : 162.30m2（49.1坪）｜容積率：279.01％（許容：300％）｜構造 : RC造 ｜ 規模 : 地下1階、地上4F建て ｜ 設計 : 2015年2月-7月｜施工 : 2015年7月-2016年3月｜

事業主のアールエイジさんサイトにて高円寺の複合施設、入居募集開始しています。
詳しくはこちら：http://www.early-age.co.jp/detail/?sk4118

足場が解体され姿をあらわしました。炭色。

室内床はこれまで使ったことがなかったヘリンボーン。

部屋に対して45度振って割りつけるのが一般的ですが、ものすごく方向性が出てしまうので壁に対して直交するように割付け。

階段室床はレンガ調タイル。部屋が小さいなら使う材料も小さく。小さな単位で埋め尽くされていきます。

地下への専用階段と共用階段の上りが入り交じるエントランス。不思議な雰囲気です。

竣工まであと1ヶ月切りました、ラストスパート宜しくお願いします！

ナカガワ

高円寺も確実に着実に美しく進んでおります。
今日は現場定例と現場チェック。

外壁はジョリパット仕上げになるので、左官下地が終わった状態です。
下地？！というレベルの左官下地。美しいです。

2棟を繋ぐ真ん中の階段室。
スラブ間にはめこまれたサッシが良い感じ。

こんにちは、バリカンのブログ担当ナカガワです。
高円寺は順調に進行し、1ヶ月後には上棟を迎えようとしています。

階段の配筋を見ると、見慣れぬスペーサーが。
鉄筋のかぶり厚を確保するためのものですが、通常は”ドーナッツ”と呼ばれているリング状なんです。
ですが、これはヒトデのような形。初めてみました。クリスマス特別仕様でしょうか。

職人さんに聞くと、下の階ではドーナッツを入れていたがコンクリートが回り込みにくいため変えたんだ、とのこと。
言われてやるのではなく、自主的により良い方向へ持って行こうという姿勢、見習いたいです。

型枠。家具のような精度で合板を組み立て、コンクリートを流しこむ。
役割を終えた型枠は解体されなくなってしまう。その姿は形を変え反転し残される。
今さらだけど、RC造ってなかなか特殊。