中野坂上の集合住宅、ついに内覧会まで来ました
こんばんは、すっかりジメジメしちゃってパリっとしたい今日このごろ、バリカンの中川です。
今年に入ってから現場が始まった中野坂上の集合住宅、無事完了検査を終了し、皆様へお披露目となります!
消防検査で、避難はしご下ろしたのは初めて。何やら緊張しますね。
プランや構成はほぼ三軒茶屋と同じ。だけど色々とバージョンアップできたかなと思います。なんといっても窓台が気持ちいい。空調室外機置き場の問題と絡めて提案できたので良かったです。
与えられた敷地と条件と予算に対して無駄なく余すところなくつくれたので嬉しい限り。
コメントにありましたので、ちゃんと説明しておこうと思います。
小さい部屋ばかり作りたいわけではないです。賃貸マンションにおいて、部屋の大きさをこちらから提案したケースはこれまで一件もありません。
小さい部屋ばかり作りたいわけではないです。賃貸マンションにおいて、部屋の大きさをこちらから提案したケースはこれまで一件もありません。
土地が与えられ、何部屋確保しないと収支的に無理だから、なんとか頼む!と依頼されて設計しているのです。
一部屋あたりこのくらいの広さしか確保できなくなるけど大丈夫?まずはそう思います。
それでも設計して欲しいという依頼なのだから、ではやりましょうと。やるからには全力を傾けます。少しでも多くの人に受け入れてもらえる状態を探ります。
それでも設計して欲しいという依頼なのだから、ではやりましょうと。やるからには全力を傾けます。少しでも多くの人に受け入れてもらえる状態を探ります。
この広さでは快適性が損なわれるので、部屋数を減らして一部屋あたりの広さをもっと大きくしましょうよ、そう言いたくなる時もあります。でも言いません。与えられた部屋数と部屋の大きさで最大限快適になるような提案をし続けます。そこに収めるには途方も無い検討の連続です。設計も苦労します。もちろん現場はもっと苦労します。でも収める必要があるんです。そういう依頼なんです。それがその物件の目標なのです。
目標に皆で向かって苦しんで、悩んで。そうして出来上がった建物はやっぱり愛おしいものです。依頼主に喜んで頂き、住む人にも選んでもらえ、設計しているこちらも存分に楽しんでやってるんです。
今回初めて批判コメントを頂いたのでちゃんと返答することにしましたが、今後は公開することをやめます。批判は受け入れます。ですが、関わっている人達への批判にも繋がりかねないし、だれも得しないしだれも楽しくない。そんなの嫌です。ご了承くださいませ。
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