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バリカン2014 今年もよろしくお願いします。

2014


新年あけましておめでとうございます


新年あけましておめでとうございます。バリカンの中川です。

2013年もおかげさまで、たくさんの物件達が生まれていきました。
1年間で新築が5件。上の写真が去年1年で竣工した物件達です。
集合住宅が4件に個人住宅が1件。全部で42戸。

42人の生活の場所を作っていると思うと身が引き締まります。
過去どれだけの賃貸戸数を設計したのか集計してみました。
全部で120戸。120人の方々、快適にお住まい頂けているでしょうか。

120戸の内訳を広さ別にしてみました。

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通常ですと「1R」、「2LDK」などの表記になるのですが、いかんせんバリカンではワンルームアパートしか設計していないので、洋服のようにサイズ表記。

15㎡以下の狭小アパートを「XS」
15~25㎡のいわゆるワンルームマンションを「S」
25~50㎡の通常1LDK以上になるものを「M」
50㎡以上を「L」、100㎡以上を「XL」としました。

こうしてみるとご存知の通り、狭小アパートが半分以上を占めています。
1番小さな部屋は「西日暮里の集合住宅」、9.02㎡。
2番目が「四谷の集合住宅」、9.67㎡。
3番目が「門前仲町の集合住宅」、9.85㎡。

なんとも小さいです。
9.02㎡っていまいちピンと来ないかもしれませんが、タタミに換算すると5.5畳。
この中に玄関もキッチンもトイレもお風呂も入ってます。

そんな独房のような部屋ばかり設計して何が楽しいのだ?
狭くて荷物も置けない。寝る場所しかない。そう思われるかもしれません。


小さな部屋がもたらすもの

登山用語に「ウルトラライトハイキング(ULハイク)」というものがあります。
超軽量のギアを身につけ、身軽に自然の中を歩く。
「軽い」がゆえに行動範囲が拡がり、「身軽さ」ゆえに身体的負荷も自然に対する負荷も軽減される。旅はだんぜん豊かなものになります。

狭小アパートも「ウルトラライト」であることによって、そんな身軽な生き方を手に入れることができるのではないかと思います。

小さいがゆえに、家賃もそこそこに抑えられている。
幸いなことに、上記3つのアパートは全て敷金・礼金ゼロ。

あの駅に好きな店ができたから、引っ越してみよう。
眺めの良い場所にULアパートが出来たからちょっと住んでみるか。
カップルで一部屋ずつ借りてプチ同棲生活を味わってみようか。

部屋に合わせて荷物も少ないから引っ越しの手間もかからない。
思い立った時に思った街に住む。
そんなことが身軽に体験できてしまうのが狭小アパートです。
アパートに限らず、住宅にも同じことが言えそうです。

「ULアパートメントシリーズ(仮)」として近いうちにまとめたページをつくろうと思います。

今年もよろしくお願いします。

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