森下の集合住宅(KM2204)(2015年7月)
江東区の駅から程近い場所に建つ集合住宅。
周囲はフラットな地形であることから、自転車生活を楽しめる集合住宅が適しているのではないかと考えました。
竣工:2015年7月|事務所(4室)+集合住宅(14戸)|計画地 : 東京都江東区|敷地面積 : 108.18m2(32.7坪)|建築面積 : 82.05m2(24.8坪)|建ぺい率:77.14%(許容:80%)|延床面積 : 460.91m2(139.4坪)|容積率:328.30%(許容:360%)|構造 : RC造 | 規模 : 地上6F建て | 設計 : 2014年4月-9月 | 施工 : 2014年10月-2015年7月 |
この規模では6人乗りエレベーターで十分だが、13人乗りを採用し奥行き2.0mを確保することで自転車を乗り入れられるようにした。
各部屋の玄関は土間のように広くなっていて、室内へ持ち込むことができる。
小さな室内に出てきてしまう柱、梁といった力強い構造体はセパ孔やパネル割りを消滅させることで、抽象的な記号としてインテリアに存在させた。
将来的に部屋を拡張しやすいよう、住戸間の壁は躯体ではなく乾式耐火間仕切り壁とした。その証としてOSB合板が貼られ、構造体とインテリアの調停役を担う。
all photos(c) Bariquant.
設計 : 中川純一、村井美菜子 / Bariquant.
構造 : 久田基治、小宮山愛 / 構造設計工房デルタ
問い合わせ : 株式会社アールエイジ
現場レポート
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