再生可能エネルギー導入しました
再生可能エネルギーって何? 言葉は聞いたことあるけど「再生可能」ってどーゆうこと?
「再生可能エネルギー」。どのように定義しているかというと「枯渇しないエネルギーに頼る」ことのようです。
枯渇するエネルギーとは?それは石油、石炭、天然ガスといった「化石エネルギー」。それに対して「日光」「風」「水」といった「太陽系が存在している限り地球にあり続けるありがてえ要素」を活用するエネルギー、それを「再生可能エネルギー」と呼んでいるんですね。
石油なども長い目で見れば再生可能だけど「化石化し電力として利用できるまでに非常に時間がかかる」。それに対し後者は「日常にあるもので本来はいつでもだれでも利用可能であり、電力に変換可能である」
どうして個人事務所である設計事務所バリカンが100%再生可能エネルギーを利用できるのか?太陽光パネルを設置したの?風車をまわしたの?水車をまわしたの?どれもしてません。
間接的に自然エネルギーを利用できる仕組みを利用しました。「みんな電力」というサービスです。太陽光発電や水力発電を行っている人たちから電気をあずかり、ぼくたちに直接届けるのではなく、東京電力(等)に電気を供給。それを契約というかたちでぼくたちに間接的に届けてくれます。
なので特別なことを何もする必要はなく、契約を変えるだけで100%再生可能エネルギーを使えることになります。
費用面では、いままで使っていた電気料金より安くはなりません。事務所の電気代を試算したところ約1割弱高くなりました。1割も?と思うかもしれません。ですが、バリカンの水道光熱費は支出全体の3%。そのうち電気代は70%ぐらいなので、2%程度。2%が1割上がっても2.2%です。全体支出からみたらごく少量負担するだけです。それだけですでに存在するありがたい環境をぼくたちが働く電気エネルギーに変えられるのです。
ただし、再生可能エネルギーに問題があることも事実です。太陽光の廃棄の問題や多雪地域では冬使えない、広大な土地が必要で環境破壊につながる、風力発電は安定しない、発電コストが高いなど。
このように問題はありますが、次世代原発ができ、安全かつ原発ゴミ処理問題が片付くまではうまく併用して行ってほしいところです。
以上環境担当バリカンナカガワでした。
| 固定リンク