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泉岳寺の集合住宅(2019年4月)

「場所柄「旅行とスポーツが日常となっているビジネスマン」をイメージ。長屋と共同住宅を組み合わせて戸数を最大限確保しました」

|用途 : 長屋、集合住宅 14戸(2LDKx2戸+1Rx12戸)|計画地 : 東京都港区三田|敷地面積 : 101.87m2(30.8坪)|建築面積 : 80.88m2(24.4坪)|建ぺい率:79.40%(許容:90%)|延床面積 : 320.90m2(97.1坪)|容積率:285.75%(許容:300%)|構造・規模 : RC造・地上4階建て|設計 : 2018年2月-2018年7月|施工 : 2018年8月-2019年4月|

泉岳寺駅、高輪ゲートウェイ駅からほど近くに建つ投資用賃貸マンションです。
1階4室と2階2室は長屋とし、外部から直接アクセスできる独立性の高い部屋としている。タイプは13m2のワンルームから38m2の2LDKまで豊富に用意し、様々なライフスタイルに対応できるようにしました。内部のしつらえは、賃貸マンションではあまり見られない要素(荷物を置けるベンチ、隙間を利用した収納、ウエアを収納できるハンガーパイプ棚、姿見鏡、すぐに仕事にとりかかれるデスク)を用意し、ホテルと住居の中間のような機能を持つ集合住宅を目指しました。

※現在の港区のワンルーム条例は長屋も対象となったため現在はこの形式で計画できません。また、長屋も都安例改正により主要な出入口以外の開口部が必要となったためこの形式は現在は利用できません(2021年6月追記)。

担当:Bariquant. 羽生和正
構造:デザインセンター 
施工:大島建設 
撮影:OFP 長谷川健太

1383pj

 


真ん中が集合住宅のエントランス。右の二つが長屋




1階2部屋は長屋。右側は引込み開閉器盤とダストボックスを建物に組み入れている


感銘版。木目は磁器質タイル


1階と2階の長屋入り口。1階は玄関内にベンチ、2階は玄関前にベンチが設けられている




1階長屋 A1タイプ(15.9m2)




1階長屋 B1タイプ(18.1m2)








2階長屋 D2タイプ(15.1m2)




共用階段


最上階は片流れのハイサイドライトとして窓のない共用階段を明るくしている


階段縦格子はタモ、手すりは透明アクリル


共同住宅 Aタイプ(16m2)


机がもうけられている


共同住宅 Bタイプ(18.3m2)キッチンを対面とし、奥行きを広くすることで机として利用できるように








共同住宅 Dタイプ(38.7m2) 玄関。正面の壁は溶岩タイル


Dタイプのベンチはコンクリート研ぎ出し




リビングダイニング。右奥がキッチン、左奥が玄関


キッチン。このタイプのみtoolboxの既製品




寝室


浴室

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