PROTO大井町Ⅰ・Ⅱ(2020年2月)
用途 : 共同住宅 11戸(メゾネットx1戸、1Rx10戸)+11戸(メゾネットx1戸、1Rx10戸)|計画地 : 東京都品川区大井|敷地面積 : 91.22m2(27.6坪)+91.22m2(27.6坪)|建築面積 : 53.73m2(16.2坪)+53.73m2(16.2坪)|建ぺい率:58.90%(許容:60%)+58.91%(許容:60%)|延床面積 : 214.92m2(65.0坪)+214.92m2(65.0坪)|容積率:153.03%(許容:160%)+153.05%(許容:160%)|構造・規模 : RC造・地下1階、地上3階建て|設計 : 2018年9月-2019年5月|施工 : 2019年6月-2020年2月
担当:Bariquant. 村井美菜子
構造:道央設計
施工:大島建設 前田隆博、平良伊志
撮影:45g Photography 小島純司
笹塚、神泉に続き3敷地目の2棟現場。これまでの2敷地は角地だったためそれぞれの敷地で法規(主に道路斜線と避難経路)が異なるためプランも異なるものだった。今回の大井町は1面道路、完全に長方形という敷地形状ゆえまったく同じプランを反転させた。
反転させることで1.5mの敷地内通路兼窓先空地が隣り合い、3m以上のゆとりのある通路をもつ一体的な計画が可能となった。敷地は元々1.2m程度の基壇状だったためエントランスレベルは基壇上に設定。道路とエントランスの間に大階段が迎える。
エントランス
階段室
階段室
両棟とも1室だけメゾネットがあり、他10室はワンルームという構成。メゾネットは1DK、31.20m2。右側ルーバーの奥が玄関。左側ルーバー奥がキッチン。その背面にトイレ。ダイニングは5.5畳。
キッチンから地階へ降りる階段を見る
メゾネットタイプキッチン。レンジフードとも、toolbox製。
地階寝室。コンクリート製の棚、ハンガーパイプのみのシンプルなしつらえ。階段には大きな窓を設け可能な限り明るさを確保
居室。扉の奥は洗面、ユニットバス
Cタイプ。ワンルーム、14.96m2。反対側の棟ではEタイプとなり、内部プランも徹底的に反転させ、設計、施工効率を高めた。洗濯機置き場は確保できたためキッチン下にはコンパクト冷蔵庫。
B/Fタイプ。前のC/Eタイプの反転。部屋の大きさもすべて同じ。
敷地奥のA/Dタイプ。ワンルーム、15.60m2。
同、A/Dタイプ居室5.6畳。
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