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コロナ後の家は?→持ち家か賃貸か?→賃貸併用住宅はいかがでしょう

こんにちは、中野坂上にある設計事務所バリカンの中川です。
非常事態宣言解除後、3ヶ月ぶりに山へ行きました。まだ遠出は避けておきたいのでホームマウンテンの高尾山です。高尾山でも(と言ったらミシュラン三ツ星の高尾山に失礼だけど)やはり山は良い。久しぶりに気分爽快でした。お盆には八ヶ岳、北アルプス、南アルプスにも足を伸ばしたいですがどうなるのでしょうね。うずうず。

さて、コロナによってオフィスや住宅のもつ意味や役割が今後変わっていくことになるでしょう。普段は自然の多い場所で仕事をしながら暮らし、週に1度本社へ出社。ホテルだと予約がとれないことが心配なので駅近で小さな部屋を借りておく。コンパクト・マンションがそんな多拠点生活を支える役割を担えると嬉しいです、そんな話を以前書きました。

では、理想の家づくりは今後どうなるのか?「賃貸併用住宅」は一つの選択肢だなと思ったので紹介します。

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郊外の家なら土地が広く確保できるので必要な対策や検討が可能かと思いますが、都内が地元だから、自営業だからという理由で都心に家を構えたほうが合理的、都心に住む必要がある、という方も少なからずいらっしゃいますよね。そんな方にとって「賃貸併用住宅」が有効ではと改めて認識しました。

バリカンではこれまで3件の賃貸併用住宅を設計してきました。


大泉学園の集合住宅2(2014)
1階がオーナー住戸、2-4階が賃貸12戸

 


高円寺の店舗付き住宅(2015)
1階が貸店舗、2-3階がオーナー住戸

 


田端の賃貸併用住宅(2017)
1階と2階の半分がオーナー住戸、2階半分と3階が賃貸6部屋

 

賃貸併用住宅の良さを一言で表現すると「自宅にお金を稼がせることができる」です。自己資金は少額で返済は主に賃貸収入から行えます。
(※面積比率によっては住宅ローンが利用できない等のデメリットももちろんあります)

対して、持ち家も賃貸も基本的にお金は出ていくだけです(※うまくいけばマンションなどの持ち家は買った金額と同じぐらいの金額で売れることもありますが)。

賃貸併用住宅をつくることで収入源を確保しておくことはとても理にかなっていると考えられます。
中でも、田端の賃貸併用住宅のようにバリカンが得意とするコンパクト・マンションを併用しておけば、いざとなった時自分の仕事部屋として使う、感染を予防するために離隔するために使うといった利用も可能になります。

 
田端の賃貸併用住宅の賃貸の1室。12平米程度で必要最小限の設備と豊富な収納

もちろん自分で部屋を使ってしまうと家賃収入は減ってしまいます。普通の部屋の大きさなら3部屋しか確保できてないので1/3減ってしまいますが、コンパクト・マンションにして6部屋確保したので1/6減に抑えられます。家賃収入も24平米x3部屋より、12平米x6部屋の方がトータルでは高く貸すことができます。これらの数値もコンパクトマンションにするメリットの一つにあげられます。
自分で使わないにしても、本業以外に賃貸収入が見込めるというのは大きな助けになりますね。

部屋の大小関わらず賃貸併用住宅をご検討のかた、一度ご相談ください。では。

 

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