ズルして儲けて何が楽しいのか
明日は山に行けるぞー、どこにしよっかー、と飲みながらあれこれ選んでるうちにテンションあがって酔っ払って次の日起きれないという悪循環が増えてます。んで、結局近場の高尾山周辺へ行ってしまう。どうしたらよいのでしょうか。
おはようございます、バリカンの登山担当ナカガワです。今日も楽しく元気です。
春先にコロナの影響もあり案件数が減ったため、まずいと思いホームページをちょこちょこ修正しました。
結果、9月以降新規問い合わせ数が急上昇しました。
そんな中「ズルして儲けたい」という依頼もポチポチ増えてきたので「ズルはしませんよ」というお話です。
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10月の新規案件は過去最高の19件。ほとんど毎日ボリュームプラン書いてました。
さすがに疲れました笑。
気がつけば身体にブツブツができてかゆいのでお医者さんにいったら「帯状疱疹」との診断。
ストレス病です。どうかみなさん優しくしてくださいな。
バリカンは、コンパクトマンションを多く設計してます。
普通に設計をしたら5戸しかつくれないのにバリカンに依頼するとなぜか10戸つくれる。
そうすると「どうせ法規守ってないんでしょ?」と思われてるようです。
中高層の近隣説明会で「この脱法建築家が!」とののしられたことがあります。#マジ悲しい
ですが、残念ながら脱法してないのです。
グレーな部分は協議して真正面から「法規に触れないよう設計し、確認申請を通している」のです。
うちのプランって、建築を知ってれば知ってるほど無理があるプランなのです。
でもなぜか成立してる。こいつはすげえぞ、と感度高い方々からの問い合わせが増えてきました。
その反面、ズルすること前提で依頼する方も増えてきました。
「後で天井をはがす前提で、そこはロフトとして設計&申請してもらえないですか?」的なヤツ。
これ、わりと有名な建築家だって平気でやってるでしょうが、
うちは『やりません』よ。
完了検査後にチョコチョコ工事お願い、という要望もお断りしています。
まず、うちにメリットがツユほどもありません。
次に、何が楽しいの?です。
正直、これ守らなくても人命に影響ないよね、という建築基準法は多い。
守らなくても目立った被害はないでしょう。
でも思うのです「法規をやぶって人より良い建物、利回り高い物件を建てた」ってそれ何が楽しいの??
ドーピングして100m10秒切った!って自慢してるのと何が違うのでしょう。
しかも世界一を目指すわけでもないのにドーピングって何してんすかw
まったく共感できないし手助けできないので、そういった方々はお断りさせていただいてます。
正しく理想の建築を建てていきましょうね。それに対する知恵や工夫、努力は惜しみませんので。
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