apartment KURO senzoku | 洗足の集合住宅

駅から徒歩5分の場所に建つ、鉄筋コンクリート造地上4階建て、14世帯の集合住宅。
各世帯は20~45平米の大きさを持つワンルーム。
庇のある建物を作る。庇によってできる暗い場所や、外と中との微妙な距離感、雨から守られている安心感に興味があり、集合住宅で採用しました。
事業主から、今後一つのシリーズとして様々な敷地に対応できるキャラクターが求められました。
事業に不可欠な効率性・収益性を消化できるよ
う、敷地に対して各部屋の平面は可能な限りシンプルにつくり、並べる。そうしてできた一部屋一部屋をすこしずつ回転させることで生まれる三角形の隙間を庇
空間とする。そんなルールを設定しました。
またスラブ厚と梁をプランに合わせ効率よく配置することで、4階建ての高さを10M以下に抑え、確認申請期間の短縮化、用途地域を選ばないという点にも対
応しています。
シンプルなルールのみを設定することで、設計効率、施工効率も上げることができ、設計期間 3.5ヶ月、施工期間5.5ヶ月と短期間+低価格を実現することができました。これは、事業主側が地盤改良や杭の必要が無い土地選びをしていることや、施工者の工程・工事費管理努力など、事業主+設計+施工の3者間意識が一致していたからこそ実現できた、幸せなプロジェクトです。
賃貸募集取り扱い先
・アールエイジ
・東京R不動産
・Boo-Hoo-Woo
・ザハウス
エントランス通路。両側には砥草が植えられています。塀は木製。
4階は階段一つに対して1世帯のみなので、開口が設けられている。
1階キッチンと浴室(104号室)。周辺建物の色に合わせた白い塀と白いタイル。
1階は建物高さを抑えるため、少し掘り下げられている。座った時の目線に植栽。

2階の小さいタイプの居室(203号室)。階段室側はコンクリートブロック素地。
ブロック目地に合わせて躯体にも目地を。
4階居室(402号室)。北側斜線で決められた屋根面と空が見える。
フローリングと壁とタイル。フローリングは全て3層、オイル塗装品。
南側隣地が空き地になったので、急遽ブロック塀を新設。普通ブロックをずらして積みました。通常の2倍弱鉄筋が入ってるので、普通の積み方よりも強度有り。
室内側から。隙間具合が良い感じです。すでにある材料の扱いのみを変えてみる。材料の再定義のようなことに興味が。
プロデュース : 株式会社エムプラス M+ 今井武一 、阿部瑞枝、松原誠
設計 : Bariquant. 設計事務所バリカン 中川純一 + Nissyo-kogyo 羽生和正
構造設計 : 道央設計 池辺芳光
施工 : 堀松建設工業 月田均、坂本広二、市川学
設計期間 : 2009.06-2009.09
施工期間 : 2009.10-2010.03
敷地面積 : 232.70 sqm
建築面積 : 151.72 sqm ( 66.19% / 78.34% )
延床面積 : 511.14 sqm ( 194.71% / 195.87% )
all photos (c) junichi nakagawa / Bariquant.





















コメント