国立の部屋(2011年4月)

Kuni

 

「容積率オーバーを減築で解消。赤い前室を持つリノベーション」

 

?|マンションリノベーション | 計画地 : 東京都国立市 | 敷地面積 : -m2 | 建築面積 : -m2 | 延床面積 : 20.16+8.61m2(8.7坪)| 構造 : 鉄骨造 | 規模 : 地上3F建ての1F | 設計 : 2010年10月-2011年4月|

国立に建つ3階建ての集合住宅のリノベーション。
集合住宅とは言っても1階は水廻り設備が無く、大家さんの書庫兼倉庫として使用しており賃料が発生せず活用されていなかった。
そこで新たに水廻りを新設し部屋としてきちんと貸せるような形にリノベーションを行うこととなった。

 

ところが既存建物を調べてみると確認申請以降、2・3階のバルコニーが室内に増築されており延床面積を計算すると容積率オーバーの状態であった。そのまま進めるわけにもいかないため、容積率以内の床面積に減築する計画となった。

 

1階の既存床面積28平米の内、オーバー分の8平米を外部空間(エントランスポーチ)に変更しバイクや自転車を自由に置ける入居者専用のスペースとし、残る20平米を内部空間とした。

 

エントランスポーチは外部の緑と内部の白や茶色を取り持つエンジ色で塗り込め、一部室内に折れ込ませることで、外部との距離を調整させた。
既存サッシは枠を見せない納まりに変更し、サッシを開けると内壁にポッカリと穴が空いて外と直接繋がるようにした。エントランスポーチ側の既存サッシも片側だけ残し、室外と室内の間の存在になるようにした。

 

法規上やむなく出てきた「減築」という選択肢によって生まれたエントランスポーチによって室内/室外という選択肢の幅が広がった新たな価値を持つ部屋ができたのではないかと思う。

 

プロデュース+管理:エンパートナーズ 担当:伊藤晋作
設計:設計事務所バリカン 担当:尾形模空
施工:石鍋鉄工 担当:石鍋博明

 

all photos (c) Junichi Nakagawa | Bariquant.

 

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Plan

 

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